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申し込む前に、この記事を読んでほしい
学び直したい気持ちは、もう十分にある。
Webデザインを身につければ、今の仕事一本に縛られない自分になれるかもしれない。副業や転職という選択肢が、現実味を帯びてくるかもしれない。
でも同時に、こんな声も聞こえてくる。
「数十万円払って、教材を眺めただけで終わったらどうしよう」
「本業のあとに、そんな時間本当にあるのか」
「独学で足りるなら、そのほうが安全なんじゃないか」
その迷いは、正しい。学び直しにお金をかける価値は、スクールの知名度や割引率では決まらないからです。
決めるのは、次の5つがそろっているかどうかだけです。
- 学ぶ目的を一文で言えるか
- 学習時間を先に確保できるか
- 受講後に残す成果物が分かっているか
- 自分では確認できない部分に、支援があるか
- 補助金なしの総額でも、無理がないか
どれか一つでも欠けているなら、今すぐ申し込むより、先に独学で小さく試すか、条件を整えるほうが賢明です。
逆に言えば、この5つに答えられた瞬間、学び直しは「気持ちの問題」から「判断できる話」に変わります。
この記事では、その判断を一つずつ一緒に進めていきます。
まず、「何のために学ぶか」を一文にできますか
「Webデザインを学びたい」——それだけでは、まだ費用をかける理由になりません。
同じWebデザインでも、目指す先によって必要な学び方はまったく違います。
| 目的 | 先に確認すること |
|---|---|
| 転職を目指す | どんな作品を用意する必要があるか、就職活動の支援範囲は何か |
| 副業を目指す | どの制作物を提案に使うか、仕事につながるまでに必要な行動は何か |
| 今の仕事に生かす | 実務のどの作業を改善したいか、短期間で必要な基礎は何か |
「未経験からWebデザイナーへ転職したい」「副業でバナー制作を受けられるようになりたい」——ここまで一文で書けて、初めて必要な期間、成果物、相談すべき内容が絞れます。
目的を決めずに「学べることが多い講座」を選ぶと、受講中ずっと「今、何を優先すべきか」が分からないまま時間だけが過ぎていきます。
条件1|やる気より先に、時間を「置いて」みる
学び直しで最初につまずくのは、意志の弱さではありません。時間の見積もりです。
デジLIG公式では、Webデザインベーシック講座の目安として週5〜8時間程度の学習時間が案内されています。ただし必要な時間は経験や目標によって変わるため、自分の予定に当てはめずに申し込むと、料金だけを払い続ける状態になりやすくなります。
申し込む前に、実際にカレンダーへ置いてみてください。
- 平日: 90分を2回
- 休日: 3時間を1回
合計6時間を、4週間続けられそうか。続けられないと感じたなら、それは意志の問題ではありません。今の生活のリズムでは、開始時期かコースの選び方そのものを見直すサインです。
条件2|お金を払うのは「教材」ではなく、自分で埋められない穴に対して
無料教材や書籍でも、ツールの基本操作や小さな制作物は始められます。
一度も何かを作ったことがないなら、まずは独学で小さく試すという選択肢があります。架空サービスのバナーを1枚作ってみる、参考サイトを見ながら1ページの構成を考えてみる。そのくらいで十分です。
費用をかける意味が出てくるのは、次のような「自分一人では埋めにくい穴」に気づいたときです。
| 自分で止まっていること | 講座で確認すること |
|---|---|
| 学ぶ順番を決められない | カリキュラムが、自分の目的に必要な順番になっているか |
| 作品の良し悪しが分からない | 添削の回数、観点、質問できる範囲は何か |
| ポートフォリオまで進めない | 受講中に作る作品と、公開・活用の条件は何か |
| 一人では継続できない | 面談、期限、通学、オンラインでの相談がどう使えるか |
ここで見るべき軸はひとつだけです。受講後に何を成果物として残し、その正しさを誰に確認できるか。
教材の本数の多さは、費用の価値を保証しません。自分では判断できない部分を、どんなフィードバックで補えるのか——そこを確認してください。
条件3|料金は「補助金が使えた場合」ではなく、通常料金で見る
デジLIG公式では、Webデザイナー専攻を6か月・税込572,000円、Webデザインベーシック講座を2か月・税込160,600円として案内しています。コース、料金、募集条件は変更される可能性があるため、申し込み前に必ず公式ページで最新情報を確認してください。
教育訓練給付金などの補助制度を使えば、負担が軽くなることがあります。ただしこれは、指定講座の受講・修了や雇用保険の加入期間など、複数の受給要件を満たすことが前提です。「補助後いくらか」だけを見て判断するのは危険です。 通常料金を払えるか、自分が対象になるか、申請時期に間に合うか——この3つを分けて確認してください。(厚生労働省: 教育訓練給付金)
さらに、受講料以外にかかる費用も見落とさないでください。
- パソコンの買い替えや周辺機器
- Adobeなどのソフト利用料
- 通学の交通費
- 制作に使う素材やサーバーの費用
判断すべきは、補助後の見込み額ではなく、通常料金+追加費用の総額です。
条件4|コース名より、「何を作れて、誰が見てくれるか」を見る
デジLIGのWebデザイナー専攻は、デザインからコーディング、卒業制作までを含む6か月のコースとして案内されています。通学とオンラインを組み合わせる形式も用意されています。
ただし、この情報だけでは「自分に合うか」は判断できません。説明会では、遠慮せず次の5点を聞いてください。
- 未経験者が受講中に完成させる作品は何か
- 作品へのフィードバックは、どの範囲まで、何回受けられるか
- 通学とオンラインを、自分の生活ではどう使い分けるか
- 転職・副業など、自分の目的に対して相談できる範囲はどこまでか
- 受講料以外に必要な費用と、補助制度の対象条件は何か
説明会は、契約する場ではありません。この5点を比較する場です。答えが曖昧なまま感じるなら、その場で決める必要はまったくありません。
→ デジLIGの説明会で、コース・制作物・費用の条件を実際に確認してみる
条件5|今は「かけない」が正解というケースもある
比較を続けていると、「今動かないと遅れる」という焦りが出てくることがあります。
でも、次のいずれかに当てはまるなら、いったん申し込みを見送るほうが賢明です。
| 状態 | 先にすること |
|---|---|
| 学びたい分野が決まっていない | Webデザイン、動画編集、Web制作などを小さく試す |
| 週5〜8時間も確保できない | 生活の予定を調整するか、開始時期をずらす |
| 受講料を生活費や借入で補う必要がある | 低コストの教材や無料学習で適性を確かめる |
| 受講後の成果物を想像できない | ポートフォリオや制作課題の例を確認してから比較する |
| 受講だけで転職・副業が実現すると考えている | 作品制作、応募、提案など自分が担う行動を整理する |
見送ることは、学び直しを諦めることではありません。お金をかける前に、足りないものを確かめる手順です。
よくある疑問
独学で始めてからでも遅くありませんか?
遅くありません。ツール操作や小さな制作物は独学でも試せます。作ってみて「何を直せばいいか分からない」「作品を見せる形にできない」「順番を決められない」と気づいた時点で、講座の支援内容を比較すれば十分間に合います。
補助金が使えれば、すぐ申し込んでよいですか?
補助金の有無は、あくまで費用判断の一部です。受給要件、対象講座、手続き時期を確認したうえで、通常料金でも無理がないか、学習時間を確保できるか、必要な成果物を作れるかを合わせて見てください。
副業目的でも受講料をかける価値はありますか?
副業での収入は保証されません。副業が目的なら、どの作品を提案に使うのか、どこまで自分で営業・応募するのか、講座の支援範囲は何かを確認してください。費用は「稼げる見込み」ではなく、自分で埋められない不足を補えるかで判断するものです。
まとめ|迷いが晴れるかどうかで、費用の価値は決まる
学び直しにお金をかける価値は、講座を受けること自体にはありません。
目的に必要な順番で学び、自分一人では確認できない部分にフィードバックを受け、受講後に見せられる成果物を残せる——それが揃って初めて、費用をかける理由になります。
まず、次の3つを書き出してみてください。
- 6か月後に何を作れるようになりたいか
- 週に何時間を学習へ使えるか
- 自分一人では確認できないことは何か
この3つに答えられたなら、もう迷う段階は終わっています。デジLIGの説明会で、コース・作品・支援・総額費用を確認する段階です。
答えられない項目があるなら——焦らず、そこを先に整理してください。それが、次に失敗しないための一番の近道です。

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